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七夕祭 自社工房×着物スタイリスト

七夕祭 自社工房×着物スタイリスト

ものづくり から スタイリング提案 まで一貫して行う 私たちだからこそ、伝えたい物語があります。

今回、6名の着物スタイリストが、職人と対話しながら ものづくりを手掛けました。

七夕の語源は、 「棚機津女(たなばたつめ)」と呼ばれる女性が、「棚造りの小屋」にこもって俗世から離れ、
天から降りてくる水神に捧げるための神聖な布を織った、という日本古来の習慣に由来すると言わていれます。

古くから大事にされてきた、この機織りを 受け継いでいく意義を見つめ直すため、 この七夕の時期に、
職人、スタイリスト、そしてお客様へとメッセージを繋げていきたい、という想いを込めた企画です。



7月の新作「七夕まつり」企画。
当店の6名の着物スタイリストが配色をし、 自社の工房で織り上げた 限定の博多織の帯のご紹介です。



伝統と冒険心 千年のものづくり

私たちは、自社で博多織の工房をもち、博多織770年以上の歴史の礎のもと、時代を超えて新しいモノ作りを続けてまいりました。

金箔を経糸(たていと)に使う博多初のフォーマル帯「佐賀錦」、夏帯の代名詞となっている紗の博多帯「紗献上」、現在では織っているのは弊社だけとなった幻の夏帯「絽献上」。

これらはすべてが当工房からはじまりました。

 


2000年余り続く絹織物の系譜を受け継ぎ、後継者不足で 希少性が高まる博多織の産地で、常に新境地を開拓する気持ちをもち続け、
博多織メーカーとしては、今年、創業120年目を迎えようとしております。




現在、当工房には、博多織の伝統工芸士が8名在籍しています。


受け継がれる技術に誇りをもった、プロの職人たちが、博多織の仕上がりまでの多くの行程を分業せず一貫生産します。
一つの作品に、意匠(デザイン)、機仕掛け、糸繰・整経、製織、仕上げ、検品とそれぞれの職人が、こだわりをもって取り組み、確かな品質の商品を生み出してきました。


そして、これからも「縦糸に伝統・緯糸に冒険心」をコンセプトに、伝統を守りつつも新しいものづくりを続けてまいります。

 




当工房の主な受賞歴


受賞作品
平成 元年 第31回新作博多帯展 金賞 袋帯
第87回求評会 金賞 袋帯
平成 3年 秀作きものフェア 通商産業大臣賞 袋帯
第35回新作博多帯展 内閣総理大臣賞 袋帯
平成 5年 第37回新作博多帯展 内閣総理大臣賞 袋帯
平成 14年 第46回新作博多帯展 国土交通大臣賞 袋帯
第100回博多織求評会 経済産業大臣賞 袋帯
平成 15年 第47回新作博多帯展 経済産業大臣賞 袋帯
平成 16年 第48回新作博多帯展 内閣総理大臣賞 八寸名古屋帯
第102回博多織求評会 文部科学大臣賞 博多着尺
経済産業大臣賞 八寸名古屋帯
平成 17年 第49回新作博多帯展 内閣総理大臣賞 袋帯
平成 18年 第50回新作博多帯展 内閣総理大臣賞 八寸名古屋帯
国土交通大臣賞 袋帯
平成 19年 第51回新作博多帯展 内閣総理大臣賞 袋帯
平成 20年 第52回新作博多織展 内閣総理大臣賞 八寸名古屋帯
経済産業大臣賞 袋帯
平成 21年 第53回新作博多織展 内閣総理大臣賞 八寸名古屋帯
平成 22年 第54回新作博多織展 国土交通大臣賞 八寸名古屋帯
平成 23年 第109回博多織求評会 文部科学大臣賞 八寸名古屋帯
平成 24年 第56回新作博多織展 経済産業省製造産業局長賞 着尺
第110回博多織求評会 文部科学大臣賞 八寸名古屋帯
平成 25年 第57回博多織新作展 内閣総理大臣賞 袋帯
平成 26年 第112回博多織求評会 九州経済産業局長賞 袋帯
平成 27年 第39回福岡県伝統的工芸品展 福岡県知事賞 八寸名古屋帯
福岡市長賞 八寸名古屋帯
第113回博多織求評会 経済産業大臣賞 着尺
福岡市長賞 男帯



  平成4年 福岡県より依頼を受け、皇室に佐賀錦袋帯を献上


6名の着物スタイリストによる こだわりの帯。    

 

日々、伝統のものづくりを受け継ぐ誇りあるメーカーの一員として 店頭に立つ、当店の 6名の着物スタイリストが、限定の博多織の帯をつくりました。

博多店、六本木店それぞれの店頭で、着物スタイリストとして日々積み重ねた経験や想いを形にしています。
自分たちが、お客様にご提供できる事はなにか、ものづくりの根幹に真剣に向き合い、技術面でも細部までこだわり抜いて制作しました。
その思いを、自社の工房の職人とじっくり話し合い、互いに伝え合うことで、新しい6本の帯が完成しました。



6名スタイリストのこだわりの帯が、自社の工房から生み出され、お客様と素敵な出会いを果たすことを願っています。


各スタイリスト、オリジナル配色 各1色、六本木店、博多店それぞれの店頭で1本限定の販売です。

 

 

 

博多店 着物スタイリスト 齋藤邦子(副店長)

光彩 切子(こうさい きりこ) 各店舗限定1本

群青色をベースに、自分自身が締めたい色を突き詰めて考えました。
シンプルな図案なので、そのまま洗練されたクールさを表現しています。

気軽なお食事や、美術館めぐりなど、小紋や御召、紬などに合わせて頂けます。暈しの着物でモダンな建築物やアートな場へ、紬に合わせて世界遺産のような歴史のある場所へ。ひと味違う、お洒落な着こなしを演出します。

今回、色にこだわって配色をしてみて、糸の色を一色で見るのと、織って糸が重なり見えてくる色では違ってくることから、配色のイメージの色を出すのが大変でした。
工房との試行錯誤の中で、ついに納得のいく配色が完成しました。

苦労の一方で、帯の色を考えるのはとても楽しく、色見本を見ているだけでも、次から次にイメージが湧き、着物のスタイリングのインスピレーションが刺激されました。


≪工房より≫
群青色に、スタイリストとしてのこだわりを感じました。その群青色と帯のシャープな柄がぴったりあっていて、とてもかっこいい印象に仕上がっています。

 



六本木店 着物スタイリスト 戸島貴幸(マネージャー)



絹組 (きぬぐみ) 各店舗限定1本

私たちawaiのスタイリストがチャレンジした今回の仕事は、博多織の絵緯の技を最大限生かし、職人さんの帯作りに真摯に向き合い、且つお客様に気に入っていただける帯作りでした。

まず最初に選んだ色は、クリアなグリーン。次に、この色に合う配色を考えていきました。しかし、イメージしたグリーンに合う色はなかなか決まらず、試行錯誤を重ねていきます。
始めは、自分も好きな オレンジ色を使おうとしましたが、なかなか思ったようには ピタリとはまらず、帯としての魅力が引き立つような、完璧なバランスを求め、次なる色を探しました。

これがなかなか難しく、絹糸で織られた帯の、光沢のある発色に合う色を考えるのは、頭の中のイメージとは異なる上に、帯に占める色それぞれの面積によっても、大きく印象が変わります。

時間をかけ、工房の職人とも意見を出し合い、最後に、金茶色 を選んだことで落ち着きのある雰囲気にまとまりました。心から満足のいく素敵な仕上がりになっています。

グリーン系や茶系、ベージュ系などの 素材感のある織のお着物にあわせ、普段使いでも、様々なシーンでお召し頂きたい1本です。

≪工房より≫
緑色と金茶色の取り合わせが、和と洋の両方の雰囲気を感じさせる配色になったと思います。オレンジ色を緑色と合わせるのは難しく、様々な色を試しましたが、金茶色に変更することでまとまりが出ました。
七宝調の柄にも非常に合う、オリジナルの帯が仕上がりました。



博多店 着物スタイリスト 小松年美

絵緯(えぬき) 各店舗限定1本

家紋のような柄の帯がもつ、 織の気品と美しさ を最大限表現したかったので、今回、あえてモノトーンの色合いで、質感 を出すことを重視しました。


最初は、四色の配色を考えておりましたが、工房の職人と打ち合わせながらイメージを膨らませていくうちに、今回の織 に対しては"引き算"のコーディネートで表現するのが良いのではと考え、ベースのカラーに加えて 厳選した 一色の配色にしています。


そこでこだわったのは、柄を織る 糸の配色。ピンク系、藤色系など、たくさんの微妙な色目の違いで 悩みました。 白っぽい配色でハレーションを起こさず、逆に色を強くして柄が沈み過ぎず、立体的で存在感のある・・・絶妙な色彩にこだわり抜いています。
そして、単色で色目が少ない分、帯の表情が軽くなり過ぎてしまわないよう、織の気品と美しさ を最大限引き立たせる組み合わせを意識しました。


無地のお着物に合わせて、帯揚げと帯締めを差し色に、お好きな色でまとめあげることで、キリッと着こなしていただけます。

シンプルなデザインなので、色柄のある小紋から、紬や色無地などにも幅広く合わせて頂けるので、 観劇やお食事など、気軽にいろいろな場面で締めて頂けます。

小物の色でかなり 表情が変わる帯です。 幅広いコーディネートを ぜひお楽しみください。


≪工房より≫
濃い色の地の上の、一色のコントラストが とても印象的な配色になっています。 調和のとれた控えめな色合いなので、さまざまな着物や小物と合わせやすい帯に仕上がったと思います。



六本木店 着物スタイリスト 秦美佐子



絵緯 (えぬき) 各店舗限定1本

甘酸っぱいフランボワーズのケーキをイメージした配色です。
チョコレート色をプラスして可愛すぎないように。 大人可愛い帯に仕上がりました。

シンプルな着物に合わせて、帯を楽しんで頂きたいです。
ベージュ系、茶系に 良く合うと思います。

帯締めなどの小物は、ブルーベリー色、生クリーム色またはミントの葉っぱ色を入れて ケーキ配色の差し色に。
クリスマスやバレンタインデーなどのイベントには、ゴールドやローズ系の小物も良く合いそうです。

初めての配色で頭の中でイメージしているものを帯に表現することがとても難しく、かなり苦戦しました。
濃い地の帯に憧れつつ、いつも無難に白系帯のコーディネートが多い私が、
「自分が濃い地の帯にチャレンジするならこんな感じ!」という思いで考えました。
そんな気持ちをお持ちのお客さまがいらっしゃればコーディネートの幅を広げるきっかけとなる帯として 選んで頂けるととっても嬉しいです。 どうぞよろしくお願い致します。

≪工房より≫
ビビッドな ピンクが効いている 配色になりました。
鮮やかなベリー系の色は普段あまり使わない色なので、他の色とまとめるのが難しいのですが、秦さんの想いも込もり、可愛くて素敵な帯に織り上がりました。



博多店 着物スタイリスト 小樋佳那子

絹組(きぬぐみ) 各店舗限定1本

今回、『神秘的』をテーマに配色しています。
私の思う 神秘的とは、古くから自然が作り上げた、人では成し得ない、山々や湖、池など、なかなか人が気軽に足を踏み入れる事が出来ないもの。
そんななかでも、木々の間から差し込む 神々しい光で少し安心感を感じられる...そんな配色をイメージしました。

また今回、敢えて、帯ですべてのストーリーを完結させておりません。 神秘的な山々に住む鳥、草花、光(虹)など、お着物や帯揚げ、帯締めの小物で色を添えて頂けたらと存じます。

私が配色した「絹組」の帯は、その絶妙なハリなどから、弊社の帯の中でも、帯結びの形の決めやすさで 一二を争います。
それは、長年の織り手さんの熟練した技によるもので、毎日機(はた)と向き合っているからこそ、湿度で変化する経糸の 微妙な張り具合に対応しながら 錘(おもり)を調節し、 しっかりとした帯地に織り上げます。
一見裏側でも締められるのでは?と思うほど裏地もきれいです。



帯を結んだ後、手アイロンで 皺がきれいにもどる使い勝手の良さも、専属の意匠伝統工芸士さんが とことん品質を追求して生まれました。 これらのプロ意識、熟練の技の結晶ゆえ、私自身もこの帯に強く魅せられています。皆さまにも、 安心してお締め頂けます。


気軽にお締め頂ける 名古屋帯です。 合わせるお着物は、小紋、色無地、附下。 ランチ、美術館、博物館鑑賞など、カジュアルなお出掛けにオススメです。
季節は、7、8月の盛夏を除く3シーズンと、長くお楽しみ頂けます。 コーディネートしやすい、無彩色にエメラルドグリーンの配色となっており、小物にブルー、イエローはもちろん、オレンジ、パープルも合わせやすいです。
近くから、そして遠くからも素敵に見える配色に仕上がりました。
ぜひ、店頭にて皆さまのご意見をお聞かせくださいませ。


≪工房より≫
優しいグリーンが目を引く 帯に織り上がりました。 白~薄グレー~グリーンの三色がよく調和していて、独特の穏やかな雰囲気を醸し出しています。



六本木店 着物スタイリスト 海老澤琢



光彩 切子(こうさい きりこ) 各店舗限定1本

かつて夏目漱石は「草枕」の中で羊羹の色を讃美していました。”そう云えばあの色などはやはり瞑想的ではないか。玉のように半透明に曇った肌が、奥の方まで日の光を吸い取って夢見る如きほの明るさを啣んでいる感じ、あの色あいの深さ、複雑さは、西洋の菓子には絶対に見られない...”と。
あの光を吸い込むような何とも言えない彩りを思い出すと、確かに洋菓子にはとても真似をすることができない物である事に気付かされます。
陰翳礼讃...陰に溶け込んだ光、それは沈んだ翳りを纏いつつも、どこか艶があり、smoky sometheng...濁りを帯びた光を連想します。今回の配色はこのようなイメージで作りました。


イメージはBAR...ワインボトルが暗闇でも艶やかな表情を魅せる、そのボトルグリーン。 まさに深い闇にひとを誘惑する、そんなトーン配色をいたしました。 是非、あえて光が少ない時間帯やその空気感漂う場所で、 ダークトーンで揃えたクールな装いで、強気に締めて頂きたい帯です。

イメージと実際の織り上がりの差を縮ませるせるために、どうしたら良いかを考えました。 なにせ素人なので、つい色々な組み合わせを試したくなりますが、 見せたい色を1色にしぼり、そのために何を減らしていくか、その引き算を意識してみました。

≪工房より≫
深いグリーンとタテ糸の色がよく合っていて落ち着いた印象に織り上がりました。
茶系の着物にも、グレー系の着物にもあう、絶妙な色合わせの、合わせやすい帯です。





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〔目印〕
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・角にある焼き鳥屋「南蛮亭」の右隣です。




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